キャンプ用品のアフターケア[1/3]:テント&寝袋編

直接肌に触れたり、眠りの快適さにつながるテントや寝袋は、気持ちよく使えることが大切。実際、モノとしての寿命が来る前に、メン テナンスの不備による見た目の不潔さや、ニオイ、カビなどが原因で買い替えをする人は多い。

逆にいえば、壊れるような部分が少ないだけに、まめにメンテナンスしてやれば、驚くほど長もちをしてくれる。メンテナンスはキャンプから帰ってきたらなるべく早く行なう必要がある。

ここでは、キャンプ用品を長く使用するためのアフターケアのやり方について、どんなことをやればいいか簡単にご紹介いたします。
是非とも時間があれば、今回の紹介させて頂くやり方を実践し、キャンプ用品のアフターケアに活用してみてください。

キャンプから帰ったらやるべきこと

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テントや寝袋の最大の敵は湿気であるため、帰ったら出来るだけすぐ干すことを心がけよう。また、撤収前に時間があれば、キャンプ場で干しておくのがベストである。

そして、保管は風通しのよい日陰が良い。車内や窓際など直射日光が当たって、高温になるような場所に置いておくと、生地のコーティングやシール部分が変質する恐れがある。

大きな破れ、ファスナーやテントポールの破損など、自分の手に負え ないようなダメージを受けてしまった場合はメーカーに相談してみよう。名の通ったメーカーであれば、有償修理してくれることが多く、もちろん仕上がりも美しい。

汚れは拭き掃除で


防水コーティングや撥水処理のしてあるものは、その効果が落ちる可能性があるので、丸洗いは避けるほうがよい。基本的に生地の汚れはぬれたウエスで拭き取る程度でよい。

汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたものをウエスに染み込ませ、たたくようにして吸い取らせる。その後、ぬらしたウエスで洗剤成分を拭き取っておく。

寝袋は、顔や頭に触れる部分が、皮脂で汚れやすい。洗剤を使って、たたいても落ちにくいので、使用時からタオルなどを当てて汚れない工夫をするとともに、少々の汚れはガマンして使う。ひどくなったら、後で紹介する丸洗いをしてみるとよい。

金属部やファスナーのメンテ

 くるくるシュラフ 各部特徴画像
テントや寝袋のファスナー は、最近では滑りのいい樹脂製がメインとなっており、比較的トラブルは少ない。

金属製の場合は、しばらく使わないと粉を吹いたようにさびることがある。いずれもシリコンスプレーや専用の潤滑剤をスプレーしておくとよい。

また、テントのポールを差し込む部分は、歯ブラシなどで泥汚れなどをよく落としたうえで、防錆効果のある潤滑剤をスプレーしておくとよい。

防水は専用ケミカルやグッズを使う

水玉 水滴 ドロップ 水 布 布地 はねる 玉 転がる 防水 宝石 反射 光 茶色 ブラウン キラキラ 光る 丸
テントでいちばんに水が浸入しやすいのは底部。使っている間にできた小さな穴や、縫い目のシームテープがはがれることが原因だる。

ごく小さな穴や縫い目のほつれなどは液体のシーム剤を塗ることで解決する。シームテ-プのはがれは、初期のうちは、中温のアイロンで再圧着できることが多いが、ダメならはがして新しいテープを張り直す。

テント本体やフライシートの撥水性は、比較的新しいうちは、低温のアイロンをかけたり、ドライヤーの熱風をかけることで復活するので是非試してほしい。

ただし、生地を傷めないよう温度には注意しよう。これで復活しないときは、再度撥水処理をするが、その場合はスプレーよりもハケ塗りの液体タイプのほうが効果も耐久性も高い。

穴はリペアテープで補修

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針の先ほどの穴ならシーム剤で埋めることができるが、タバコの火で開いたような穴や、引っ掛けて破れた穴などは、リペアテープで補修する。

穴に合わせて切り抜き、しっかり貼りつけるだけでOK。必要ならば裏側も貼るようにしよう。

ただし、数㎝以上の破れや穴は、強度的に不安が残るので、修理に出すことをおすすめする。
メーカーによっては製品と同じ「純正仕様」を用意しているが、なければさまざまな厚さや色のなかから近いものを選ぼう。

寝袋は大きめのダッフルで保管

 カマボコテントミニ用マットシートセット 主な特徴
寝袋に付属しているスタッフバッグは、携行を考えて極力コンパクトになるよう押し込むようにできている。

ところが、家に帰ってからもこのバッグに入れたままだと、中綿が圧縮されてロフト(フンワリ感)の回復力が低下することがある。特に、ダウンを使った高価なものほど注意が必要。

それを防ぐためには、ストレージバッグと呼ばれるゆったりとしたバッグに入れておくとよい。保管場所は湿気が少なく風通しのいいところが理想。メッシュ製のバッグなら、通気性もよい。

寝袋は洗ってもOK?

 くるくるシュラフ 主な特徴
結論からいうと大丈夫。ただし、ものによってその扱いは大きく違う。

化繊綿を使ったレクタングラー型の多くは、洗濯機使用にも耐えられる。毛布洗いの要領で、形よく巻き、すっぽりと洗濯槽に入れて洗うが、なかで片寄ると洗濯機が暴れるので注意しよう。

ダウンは洗うと羽毛の油脂が抜けるので、あまりひんぱんに洗わないほうがよい。洗うときには、大きなタライかバスタブで、専用の洗剤を使って手で押し洗いすることをおすすめする。

よくすすいだ後、押すように水を抜き、型崩れしないようにスノコや網戸などに置いて陰干しすると良い。

あとがき

キャンプを最大限に楽しむためには、日ごろから心を込めてキャンプ用品をメンテナンスするように心がけよう。しっかりメンテナンスすることで、きっと愛着が生まれ、思い出も積み重なり、ひとつひとつが良きパートナーとなるだろう。

是非、今回ご紹介したやり方をキャンプ用品のアフターケアに活用してみてください。
by 趣味

(photo by: doppelganger-sports.jp)

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