キャンプ用品のアフターケア[2/3]:バーナー&ランタン編

ツーバーナーなどのストーブとランタンは数あるキャンプグッズのなかでもいちばん機械的な道具。しかも、火を扱うものだけに、取り扱いには注意を要する。

とはいえ、その構造は車やや電化製品などに比べれば、かなり単純であり、メンテナンスは誰にでもできるレベル。ストーブは噴きこぼれや焦げつき、ランタンは虫の死骸やマントルのカスなどであっという間に汚れてしまうため、分解を伴うような細かい作業は、年に1度くらいでいいとしても、拭き掃除はまめに行なうようにしたい。

また、金属部が多いので、サビ対策もとっておくとさらに良い。ただ、原因がよくわからず調子がわるい、というような場合は、メー カーに点検や修理を依頼したほうがよいだろう。

このようなことは、キャンプが終わって一度帰宅してから道具を取り出してメンテを行なうのはなかなかやっかいなものであるため、お勧めしたいのが、時間があれば、撤収前にキャンプ場で最低限のメンテを済ませてしまおう。習慣にしてしまえば、それほど苦にならない筈だ。

ここでは、キャンプ用品を長く使用するためのアフターケアのやり方について、どんなことをやればいいか簡単にご紹介いたします。
是非とも時間があれば、今回の紹介させて頂くやり方を実践し、キャンプ用品のアフターケアに活用してみてください。

クリーニング

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ストーブやランタンは汚れやすい道具の代名詞。

特に調理に使うストーブは、鍋からの噴きこぼれやフライパンから飛び出たものなどがたまりやすく、放っておくとすぐガビガビ状態になってしまう。

せめて、汚れを落とす程度のクリーニングは毎回行なうよう習慣をつけたいところ。クリーニングの際は、まず柔らかいウエス(古い シャツなどでOK)を用意し、中性洗剤を軽く染み込ませる。ストーブはバーナー部を中心に、噴きこぼれがたまりやすい内側をていねいに拭きあげる。

汚れが隅にたまっている場合は、つまようじなどでかき出してやるとよい。時間さえ経っていなければ、これでほぼきれいになる。

ランタンはホヤを外し、マントルが残っている場合は、触れないよう気をつけながら、底にたまっているゴミや虫の死骸をかき出す。ホヤは中性洗剤を染み込ませた布で、ガラスの内側や外側をまんべんなく磨きあげると良い。(家庭用のガラスクリーナーでもOK)

バーナーヘッドの分解掃除

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バーナーヘッド(バーナーリングともいう)はススがたまり火力が落ちやすい。リング状の部品が数枚重なった状態でネジ留めされているので、まずこのネジを緩めて部品をバラし、乾いた布で1枚1枚のすすや汚れを拭き取る。

焦げがこびりついていたり、サビが浮いているときは、サビ落とし剤を薄く塗って金属ブラシでこすり落とすとよい。

その後、潤滑剤を軽く吹きつけ、バラした順に部品を重ね、最後はネジ留めして終了。部品をなくさないように気をつけてメンテナンスをしよう。

シングルストーブのヘッドクリーニング

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ガスストーブは、高い圧力でカートリッジ内に封入されているブタンガスが、直径1 mm以下の細いノズルを通して吹き出すしくみになっている。

このノズル部に異物が詰まると、カートリッジは満タンなのに火力が強くならなかったり、火が不安定になったりという症状が起こる。

そんなときは、燃焼部のノズルを専用のニードルでクリーニングする。ちなみにこの症状は、ススがたまりやすいガソリンストーブのほうが起こりやすい。

稼動部には潤滑油

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ツーバーナーのヒンジや各部のネジなどの稼働部は、食べ物のカスやほこり、サビなどで動きが渋くなりやすい。

このような状態のまま使い続けていると、動かすときにいちいち無理な力がかかることになり、最悪の場合は破損につながってしまう。

動きを渋くしている原因が、大きなゴミなどの場合は、つまようじなどでかき出す。また、ほこりがたまっている場合は、布で拭き取り、いずれも最後に潤滑油を差しておくとよい。

特にネジの部分は、潤滑油を差すことによって動きがスムーズになるだけでなく、締めつける力が強くなるという効果もある。とにかく、稼働部には、こまめに潤滑油を差すように習慣づけたい。ただし、差した後は布で軽く拭き取っておくことも忘れずに。

ポンプのメンテナンス

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ツーバーやランタンのポンピングノブは、普段、先端が油に浸かった状態で機能している。ここの油がたりなくなると、ポンピングがスムーズにできなくなったり、ポンピングしても炎が安定しなくなる等の症状が出る。

この場合は、専用オイル(例えば、コールマン純正の「ルブリカント」など)をタンクのふた部分に付いている穴から少量垂らしてやるとよい。原因が、単に中の油不足のときは、この方法でたいてい改善される。

これで改善されなかったり、ポンピングしてもスカスカで圧がかけられないときは、ノブの先端のパッキン自体が劣化している可能性が高いので、パッキンごと交換することになる。パッキンの交換は、専門店に依頼したほうが無難である。

マントルはどうする?

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ちょっとした衝撃ですぐに壊れてしまうマントルは、キャンプが終わった時点では無事でも、その後の移動で崩れてしまっていることがよくある。

まだ完全に形が残っているものをわざわざ崩すことはないが、少しでも穴が開いている状態だと、発光するものの、穴から炎が噴き出し、ホヤのガラスが割れる危険性がある。

もったいない気もするが、崩れたマントルはメンテナンス時に破棄し、次のキャンプで新品に取り替えるようにしよう。

ガソリンを抜く方法

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シーズンの終わり、あるいはしばらくキャンプへ行かないというときは、ガソリンが劣化するため、タンクからガソリンを抜いておくほうがよい。

メーカーから専用のチューブが販売されているので、これを注入口にセットし、逆側を燃料容器に差し込んでポンピングを行なえば、圧力でガソリンが抜ける。

その際、圧力が抜けないよう注入口にセットするキャップは、しっかりねじ込むこと。そしてガソリンを戻す容器が倒れたりしないように注意しよう。

あとがき

キャンプを最大限に楽しむためには、日ごろから心を込めてキャンプ用品をメンテナンスするように心がけよう。しっかりメンテナンスすることで、きっと愛着が生まれ、思い出も積み重なり、ひとつひとつが良きパートナーとなるだろう。

是非、今回ご紹介したやり方をキャンプ用品のアフターケアに活用してみてください。
by 趣味

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