安らぎを与えてくれる仏像おすすめ5選!自分の好きな仏像に出会ってみては如何!?

仏教が日本に伝来して以来、多くの仏像が海外からやって来ました。やがて、日本でも作られるようになっていきます。海外からの仏像は、そのお顔も日本風ではありません。

しかし、徐々に日本風なものに変わっていき、約1300年の間に、日本独自の美しさを持つ仏像が沢山作られてきました。

そこで今回は、仏像の魅力を味わうなら是非行って頂きたいおすすめの仏像をご紹介致します。
是非、足を運んで、仏像を見てみてください。いろいろなお顔が描かれていて、仏像めぐりも楽しいものです。

広隆寺の弥勒菩薩像


(photo by: https://ja.m.wikipedia.org/wiki)
京都太秦にある広隆寺には、創建当時から本尊として祀られている弥勒菩薩像があります。なんといっても、この仏像は、日本での国宝第1号である大変貴重なものです。

広隆寺は聖徳太子が渡来人の秦河勝に与えた寺院です。秦氏は日本にやって来て、多くの技術を伝えてくれました。この仏像は、半跏思惟像といいます。仏教で結跏趺坐という座り方があります。座禅の時になど反対の膝に足を乗せす座り方です。

この仏像は、片足だけ乗せているのです。それど半跏といいます。そして、右手を頬に当てて、思いに耽っている様子なので思惟(思考すること)なのです。しかし、そのお顔は厳しい表情で考えているのではありません。かすかな微笑みを浮かべています。とても優しいお顔をしています。

ガラスケースに入ってはいませんので、手すりに手を掛けてより近くで見ることができます。何も心配することはないのですよ、と語り掛けるような優しさに満ちた姿です。

興福寺の阿修羅像



(photo by: https://ja.m.wikipedia.org/wiki)
次には奈良興福寺の阿修羅像をお勧めします。

この像は三面六臂の立像です。つまり、お顔が三面、手が六本と言うことです。元々はインドの神様で、いつも戦っている神様になります。この神様は、仏教の神様となっても帝釈天と戦い続けます。戦わずにはいられない神なのです。戦いに明け暮れた阿修羅はやがて仏の教えに目覚め仏法を守る神となりました。

現在の阿修羅像の手は何も持ってはいません。しかし、本来の阿修羅像は何かを持っていたようです、この像のお顔ですが、戦いの神にも拘わらず荒々しい物ではありません。紅顔の美少年のようにすら見えます。三面のお顔は阿修羅が成長していく過程を表していると言います。

左側は唇をかみしめ、右側は悲しそうな、正面は戸惑っているような表情です。何故、正面のお顔が眉を寄せた様子なのか不思議でなりませんが、成長をして、色々な経験をしたために、悩んでいるのでしょうか。

東京上野の国立博物館に展示されたときにはフロアーの真ん中に立ち、どの角度からも見ることができました。正面からだけではなく全てのお顔を見たい仏像の一つです。不思議な雰囲気の戦いの神の姿をじっくりと見てみると、何かを感じられるかもしれません。

鎌倉高徳院の大仏


関東の仏像のおすすめです。

鎌倉の長谷駅から少し北に行くと高徳院という寺院があります。ここに、露座の大仏があります。露座とは、建物の中に入っているのではなく外に建っていると言うことです。

大仏というは大きな仏像という意味であり、阿弥陀如来座像というのが本当の名前です。何故、建物の中にいらっしゃらないのかというと、大津波でお堂が流されて以来露座のままなのです。お体にちょっと筋のような物がありますが、ここまで津波が来たという印なのです。

しかし、外にいらっしゃることで、桜の花や紅葉に彩られたお姿を見ることができるのですから、むしろ良いのかもしれません。また、内部は空洞のため、胎内を見学することもできます。

この大仏のお顔は大変にハンサムだと言われ、与謝野晶子が美男におわすと和歌に詠んだことでも有名です。その碑は大仏殿の裏にあります。

東大寺の金剛力士像

写真,素材,無料,フリー,フォト,クリエイティブ・コモンズ,風景,壁紙,仁和寺 金剛力士像, 仁王門, 仏像, 守護神, 護法善神
さて、武士の時代になると仏像も大変に力強い物が作られるようになります。奈良東大寺南大門の両側には運慶快慶の作と言われる金剛力士像があります。

阿形と吽形の像です。神社の狛犬が片方は口を開き、片方は引き結んでいますが、あれと同じです。阿吽の呼吸という言葉の元になったものです。この像の力強さは、まさに圧巻です。足を踏ん張り今まさに打ちかかろうとしているようにも見えます。そして、その体の筋肉はボディビルダーも舌を巻くほどです。

鎌倉時代以前にも、憤怒の像は造られましたが、これほど力強く、精気みなぎる物はありませんでした。これが、武士の時代の証左なのでしょう。こんな力強い男性に守って貰いたいと、現代の女性は思うのでしょうか。

永観堂のみかえり阿弥陀

最後に少々変わった仏像をおすすめしましょう。

本来仏像は、正面を向いている物ですが、永観堂の阿弥陀様は振り返っています。こんな伝説があります。禅林寺の僧、永観が修行をしていたところ、安置されていた阿弥陀様が永観を先導して歩き始めました。永観が驚いて立ち止まったところ阿弥陀様は左肩越しに振り返り「永観、おそし」とおっしゃったというのです。

この阿弥陀様は元々は正面を向いていました。永観は、そんな阿弥陀様にどうかそのお姿のままで人々を救って下さいとお願いしました、というお話です。ですから、見返り阿弥陀の安置されているお堂は永観の名前が付けられたのです。

確かに、振り返った阿弥陀様のお顔は慈悲深く、まるで母親が子供に早くいらっしゃいと言っているように見えます。心に悩みを抱え、この阿弥陀様を見に来た人が、そのお姿に思わず涙を流してしまうという話が良くあるそうです。この優しいお顔に思わず涙するのでしょう。

あとがき

今回は、5カ所の仏像を紹介しましたが、日本にはまだまだ多くの仏像があります。

仏像は、常にそれぞれ多くの人たちに安らぎを与えています。ふと訪ねた寺院で自分の好きな仏像に会えたなら、とても幸せなことと思います。

是非とも今回おすすめした仏像を巡ってみて下さい。良い出会いがあると思いますよ。

スポンサードリンク

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018年冬おすすめ温泉宿5選!雪見季節にとっておきなスポットをご紹介!

2017年おすすめ 関東紅葉スポット5選!なかなか見れない様々な紅葉スポットをご...

奈良のおすすめスポット5選!日本の様々な歴史が感じられるスポットをご紹介!

熊本県阿蘇市のおすすめ観光スポット5選!復興してきてます!

日本の歴史的風情を味わえるおすすめ神社5選!日本固有の文化を堪能してみよう!

2017年おすすめ京都紅葉スポット5選!選りすぐりのスポットをご紹介!